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コラム/カルシウムの基本「骨粗鬆症は50歳台閉経後の女性に多い」

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    • 「骨粗鬆症は50歳台閉経後の女性に多い」

骨粗鬆症の患者がどのくらいいるかということですが、外来を訪れた人について発症頗度を調べてみると、男女とも加齢とともにその頻度は増えてきます。

男性では80歳を過ぎないと増えてこないのに対して女性では50歳台から段階的に増えてきます。

そして80歳の人ではほとんど70%の人がこの疾患に罹っていると考えられます。

女性は70歳台になると骨塩量は50歳台の70〜80%に減少しますが、50歳台であっても卵巣摘徐を受けると70歳台女性の骨塩量と同等になってしまいます。

この疾患にかかっている人が日本全国でどの程度いるかということに関しては、全国的な疫学調査が行なわれていないのではっきりとしたことはわかりませんか、推定では約400万人ということです。

40歳以上の人での発症頻度は男性では3.7%、女性では13.1%で、女性に圧倒的に多いことが注目されます。

骨折については大腿骨頸部骨折、橈骨下端骨折(転んで手をついたときに手の骨が折れてしまう状態)が約10万人ぐらいいると推定されます。

これから老人人口がますます増えますから、このような疾患の人がもっと増えてくることが予想されます。

(続く)

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