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当サイトの目的は、老人性骨粗鬆症の成因、診断方法、予防など治療につきできるだけわかりやすく最新の知識を解説し、本症に対する理解を深めていただくとともに、骨粗鬆症対策として有効なカルシウムの働きや効果・効能、副作用についても知っていただきたいということです。読者の皆さんの健康で快適な生活の一助となれば幸いです。

コラム/カルシウムの基本「骨粗鬆症とは」

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    • 「骨粗鬆症とは」

まず定義ですが、一般に骨の量が減ってくる状態を骨減少症と呼んでいます。

骨はコラーゲンからなる基質にカルシウムとリンからなる結晶が沈着してできています。その基質と骨塩との比が一定のまま、つまり化学的な組成に変化のないまま両方とも減ってしまう状態が osteoporosis です。

一方、基質は十分あるけれども石灰化の障害がある状態を骨軟化症と呼びます。

骨軟化症は大人になってからの発症で、小児期に発症したものは「くる病」と呼んでいます。したがってくる病と骨軟化症は同じものです。

年をとるとこの両方の病態を持った状態が増えてきます。そういうものを骨粗鬆軟化症と呼ぶ人もいます。

骨粗鬆症になるとどのようなことがおきてくるかというと、まず胸腰椎の変形および圧迫骨折がおこりやすく、そのため身長は短縮し、腰背部痛を訴えるようになります。それから大腿骨頸部骨折がおこリやすくなります。

これをおこすと歩けなくなってしまい、寝たきりになってしまいます。

現在、寝たきリ老人の原因疾患としては脳血管障害が1位を占めますが、2位にこの頸部骨折があげられます。いかにこれが重要な疾患であるかがわかると思います。

(続く)

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