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コラム/カルシウムの基本「老化と骨」

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    • 「老化と骨」

ご承知のように年をとってくるとだんだん背中が曲がってきます。

それからまた背が縮んでくることは誰にでもおこってくる現象です。

このようなことがなぜおこるかというと、背骨がつぶれてきたり圧迫骨折というような現象がおきるためです。

そうなるとだんだん背中が曲がってきたり背が縮んでくるのです。こうした状態はosteoporosisによりおこります。



患者さんの腰椎のレントゲン写真の側面像を見ると、腰椎の密度が非常に減少しています。

椎体と椎体の間のいわゆる椎間板との密度の差がほとんどなくなっています。

よく見るとその上のところに楔状になった腰椎が見えることがあります。これは骨がつぶれた状態、いわゆる圧迫骨折を示すものです。



このような状態は一般に骨粗鬆症と呼ばれています。

実際に骨を取ってみますと正常な人に比べて、osteoporosisの人では骨がスカスカになって、いわゆるスが入ったような状態になっています。

このような状態ですから骨が非常にもろくなり、簡単につぶれてしまうというような現象がおきるのです。

こうした状態は従来はとかく見逃されており、年をとれば背が縮んでくるとか、腰が曲ってくるのは当然であり、そのような状態は病気ではないという考えか支配的でしたが、最近ではこれは病気であると考えられてきています。

この疾患は閉経後の女性、50歳過ぎの女性に多いことからpost menopausal osteoporosisとも呼ばれていますが、本態は同じものです。

(続く)

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