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コラム/カルシウムの基本「様々な作用をもつカルシトニン(2)」

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カルシトニンにはいろいろな機能を抑制する作用がありますが、とくに著明なのは、胃の分泌機能を抑制する作用です。

エルカ卜ニン、サケとブタのカルシトニンの三種のカルシ卜ニンについて、胃液と胃酸の分泌におよぼす影響を見ると、いずれのカルシトニンにも非常に強力な胃液の分泌および胃酸の分泌を抑制する作用があります。

このようなことから、消化性潰瘍に対する本剤の効果が明待され、その面での治験が現在進められています。

それから、食欲に対しても影響があるようです。

サルでの実験では水の摂取、食事の摂取率におよぼすカルシトニンの影響を見ると、コントロールに比べてカルシトニン投与により1日目および2日目では著明に水分の摂取量および食事の摂取量か低下する事か認められます。

ヒトでもこのような作用があるか否かについては不明です。

(続く)

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