当サイトの目的は、老人性骨粗鬆症の成因、診断方法、予防など治療につきできるだけわかりやすく最新の知識を解説し、本症に対する理解を深めていただくとともに、骨粗鬆症対策として有効なカルシウムの働きや効果・効能、副作用についても知っていただきたいということです。読者の皆さんの健康で快適な生活の一助となれば幸いです。
コラム/カルシウムの基本
日本人のカルシウム摂取量は非常に少なく、1955年では270mg/日しかとっていないのです。 最丘になって500mg/日ぐらいになってきていますが、まだまだ少ないというのが現状です。 厚労省では1日600mgが必要といっています。 米国人と日本人のカルシウムの摂取状態は非常に異なります。米国人では非常に摂取量が多く、そのほとんどを乳製品からとっています。ところが日本人の場合は乳製品からのカルシウム摂取量は非常に少なくむしろ植物性食品からの方が多いのです。 野菜類とか海草類とか魚介類、こういうものからのカルシウム摂取量が多い現状です。 カルシウムの多い食物にはいろいろなものがあります。 牛乳は100cc中100mgのカルシウムを含んでいます。他に多いものはイワシの丸干、がんもどき、サクラエビなどで、ゴマにもかなり多量のカルシウムが含まれています。 植物の中のカルシウムは牛乳に含まれているカルシウムよりも吸収されにくいといわれています。 牛乳の中には乳糖やカゼインという蛋白があり、乳糖やカゼインの分解産物がカルシウムの吸収を促進する作用があります。 したがって大事なことは摂取したカルシウムがどれだけ吸収されるかということで、そういう意味では牛乳のカルシウムは理想的だといえると思います。 カルシウムが十分食事からとれないときは、いわゆるカルシウム製剤を患者さんに飲んでもらいます。カルシウム剤は一般に飲みにくいので、できれば食品からカルシウムを十分とるように心がけることが大切です。 カルシウムの吸収にはいろいろな因子が関係しています。まず吸収を促進する因子としては年の若い人ということがあげられます。年をとってきますと小腸からのカルシウム吸収が悪くなります。 またカルシウムの摂取量の少ない人では吸収がよく、逆にカルシウム摂取量の多い人では吸収が悪くなってきます。 (続く) カルシウムの健康効果にご興味がある方は、カルシウムサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。 >>>最新のカルシウムサプリメント比較ランキングはこちら
日本人のカルシウム摂取量は非常に少なく、1955年では270mg/日しかとっていないのです。
最丘になって500mg/日ぐらいになってきていますが、まだまだ少ないというのが現状です。
厚労省では1日600mgが必要といっています。
米国人と日本人のカルシウムの摂取状態は非常に異なります。米国人では非常に摂取量が多く、そのほとんどを乳製品からとっています。ところが日本人の場合は乳製品からのカルシウム摂取量は非常に少なくむしろ植物性食品からの方が多いのです。
野菜類とか海草類とか魚介類、こういうものからのカルシウム摂取量が多い現状です。
カルシウムの多い食物にはいろいろなものがあります。
牛乳は100cc中100mgのカルシウムを含んでいます。他に多いものはイワシの丸干、がんもどき、サクラエビなどで、ゴマにもかなり多量のカルシウムが含まれています。
植物の中のカルシウムは牛乳に含まれているカルシウムよりも吸収されにくいといわれています。
牛乳の中には乳糖やカゼインという蛋白があり、乳糖やカゼインの分解産物がカルシウムの吸収を促進する作用があります。
したがって大事なことは摂取したカルシウムがどれだけ吸収されるかということで、そういう意味では牛乳のカルシウムは理想的だといえると思います。
カルシウムが十分食事からとれないときは、いわゆるカルシウム製剤を患者さんに飲んでもらいます。カルシウム剤は一般に飲みにくいので、できれば食品からカルシウムを十分とるように心がけることが大切です。
カルシウムの吸収にはいろいろな因子が関係しています。まず吸収を促進する因子としては年の若い人ということがあげられます。年をとってきますと小腸からのカルシウム吸収が悪くなります。
またカルシウムの摂取量の少ない人では吸収がよく、逆にカルシウム摂取量の多い人では吸収が悪くなってきます。
(続く)
カルシウムの健康効果にご興味がある方は、カルシウムサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
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