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当サイトの目的は、老人性骨粗鬆症の成因、診断方法、予防など治療につきできるだけわかりやすく最新の知識を解説し、本症に対する理解を深めていただくとともに、骨粗鬆症対策として有効なカルシウムの働きや効果・効能、副作用についても知っていただきたいということです。読者の皆さんの健康で快適な生活の一助となれば幸いです。

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コラム／カルシウムの基本「骨粗鬆症の予防」

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    • 「骨粗鬆症の予防」

骨粗鬆症では腰背痛が多く、さらに脊椎の圧迫骨折による身長の短縮、それから大腿骨頚部骨折が特徴的な症状です。

このような疾患は予防が大切で、若いときから心がけて骨が減らないようにすることが大切です。

予防には骨粗鬆症の危険因子をとり除くことが重要で、危険因子についての知識が不可欠になります。

黒人では少ないので、白人の女性および日本人、早く閉経になった人、座ってばかりいるような人、運動をしない人、蛋白の過剰摂取＝肉ばかり食べている人、アルコールの飲みすぎの人、ステロイド、anticoagulantなどを使っている人、それから家族歴のある人、小づくりの人、背が小さくやせているおばあさん、そういう人が本症にかかりやすいのです。

喫煙、カルシウムの摂取不足、こういうことが危険因子となりますので注意しなければいけません。

骨粗鬆症を予防するにはどうしたらいいかということに関してrecomendationが出されております。たとえはアメリカのNIHから出たrecomendationではまずカルシウムの摂取を増やすこと、成人では800mg、成長期では1500mgとりなさいということです。



ちなみに日本人の場合は600mg/日が厚労省ですすめる必要量ですが、実際には500mgそこそこしかとっていないのが現状で、日本人ではまだまだカルシウムが欠乏しています。

次は運動を十分にしなさい、規則的に運動しなさいということです。

じっとしてばかりいてはよくないのです。

それからタバコの吸いすぎやアルコールの飲みすぎは避けましょう。こんなことがrecomendationとして出されています。

（続く）

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