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コラム/カルシウムの基本「なぜ骨代謝異常がおこるのか」

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    • 「なぜ骨代謝異常がおこるのか」

ではどうしてこのような骨の代謝の異常がおきてくるかということが問題になります。

それにはいろいろな要素が絡んでいて、単純なものではありません。

まとめてみますと、六つのことがあげられます。

一つはpeak bone massで、若いときにどれだけ骨があったかということが非常に重要です。

人間は一生の間にかなりの量の骨を失い、女性では35%から50%骨が減ってしまうといわれています。

骨はある一定の速度で減ってくるのですが、ある程度骨が減ってくると骨折をおこしやすくなります。ですから若いときどれだけ骨を持っていたかということが非常に大事になってきます。

これを規定するものとして遺伝があります。詳しいことはよくわかリませんが、生まれつき骨が多い人があります。人種による差もあり、よく知られていることは黒人は白人に比べて骨が多い、骨粗鬆症になりにくいという事実があります。

次は性です。女性では男性に比べて骨の量が少ないという印象があります。

二番目に年齢に関係したいろいろなfactorがあります。

三番目に女性の場合には閉経ということが非常に重要です。閉経になりますと女性ホルモンが出なくなります。

女性ホルモンが出なくなると骨が急速に減ってきます。

四番目が栄養です。

五番目が生活様式で運動、喫煙、飲酒などの環境因子です。

六番目が病気や薬剤です。

(続く)

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