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コラム/カルシウムの基本「骨粗鬆症がなぜ起こる?」

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    • 「骨粗鬆症がなぜ起こる?」

では骨粗鬆症(osteoporosis)という状態がどうしておこるかということについてお話します。

正常の骨では常に吸収と形成がおこっています。普通の状態ではこのバランスが保たれています。

つまり吸収された量だけ新しく骨ができてきます。

だから長い間たっても骨は一定に保たれているのです。

ところが骨粗鬆症ではなんらかの原因で吸収が促進し、それに見合うだけの新しい骨ができてこない。つまりバランスが崩れるわけです。

そういう状態をuncouplingといいますが、長い間壊れる骨が増えて、できる骨が少ないわけですから、骨が減ってしまうのです。

このような骨の代謝の異常によって骨粗鬆症ができてくるのです。

実際に骨粗鬆症の人の骨と正常の人の骨を比べてみると大きな差があります。

骨髄に面したところで骨の吸収および形成が行なわれていますが、骨粗鬆症ではこのように吸収が亢進して、そこに新しい骨ができてこないという状態が認められます。

(続く)

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